- こうしん
- I
こうしん【亢進・昂進】(感情・脈搏(ミヤクハク)・病状などが)たかぶり進むこと。II
「心悸~」「~症」「我脉搏の忽ち~するを覚えき/即興詩人(鴎外)」
こうしん【交信】通信をかわすこと。 一般には, 無線通信をいうことが多い。III「南極基地と~する」
こうしん【功臣】功労のあった家臣。IV「創業の~」
こうしん【口唇】くちびる。Vこうしん【孝心】親に孝行しようとする気持ち。VIこうしん【幸臣】かわいがっている家臣。 寵臣(チヨウシン)。VIIこうしん【庚申】(1)干支(エト)の一。 かのえさる。(2)「庚申待(コウシンマチ)」の略。(3)青面金剛(シヨウメンコンゴウ)の別名。VIIIこうしん【後信】あとから出す手紙。 後便(コウビン)。IXこうしん【後晋】中国, 五代の一。 後唐(コウトウ)の重臣, 石敬瑭(セキケイトウ)が契丹(キツタン)の援助で後唐を滅ぼして建てた中原の王朝(936-946)。 二代で契丹に滅ぼされた。 ごしん。 石晋。Xこうしん【後秦】中国, 五胡十六国の一。 羌(キヨウ)族の族長, 姚萇(ヨウチヨウ)が前秦に代わり建てた王朝(384-417)。 都は長安。 東晋の劉裕の北伐で滅んだ。 姚秦。 ごしん。XIこうしん【後身】(1)改革や発展を経て, 制度・組織などが以前の形とは変わってしまっているもの。(2)〔仏〕 生まれかわった身。 ごしん。(3)身分・境遇などが, 以前とは変わってしまったあとの身。⇔ 前身XIIこうしん【後進】(1)後ろ向きに進むこと。 後退。⇔ 前進「~微速」(2)仕事や学問などで, それぞれの道をあとから進んでくる人。 後輩。⇔ 先進「~に道を譲る」「~を育成する」XIIIこうしん【恒心】〔孟子(梁恵王上)〕人間として常に持つべき変わらぬ心。 節操。「恒産なき者は~なし」
→ 恒産XIVこうしん【更新】(1)新しいものにあらためること。 また, あらたまること。「記録を~する」
(2)〔法〕 賃貸借などの法律関係が満期によって消滅しようとするとき, 当事者の約定によって, または法の定めるところに従って同一の法律関係がさらに継続されること。「契約を~する」
(3)林業で, 生長した木を伐採し新たに造林すること。XVこうしん【港津】みなと。 船着き場。XVIこうしん【甲申】干支(エト)の一。 きのえさる。XVIIこうしん【皇親】天皇の親族。 皇族。XVIIIこうしん【紅唇・紅脣】(1)紅(ベニ)をつけたくちびる。(2)赤いくちびる。 美人のくちびるのたとえにいう。XIXこうしん【航進】艦船が進んで行くこと。 航行。XX「軍艦が, 陣形堂々として~せる壮観/此一戦(広徳)」
こうしん【行進】人や車馬などが隊列を組んで進むこと。XXI「デモ~」「堂々と~する」
こうしん【貢進】(1)みつぎものをさしあげること。 進献。 貢献。(2)推薦すること。XXII「一言以て一議員を~する/花柳春話(純一郎)」
こうしん【降心】心底から承知すること。 納得。 得心。XXIII「其御返答を承つて, 佐渡悉く~いたした/沓手鳥孤城落月(逍遥)」
こうしん【降神】祈祷(キトウ)やまじないによって神を招き寄せること。 神降ろし。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.